八田スポーツカイロ
プラクティック
〒520-2152
滋賀県大津市 月輪1丁目6-1 月の輪自動車教習所別館1F
TEL:077-543-6211
【店休日】 火曜日
【営業時間】
AM10時〜PM10時
(最終受付20時)
あなたのこころのお天気は?生活編
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・生活編
・時間を有効に使って心を快晴にするには
・気持ちよく元気に挨拶できていますか?
・何かのスポーツをされている方へ・・・
・メンタルトレーニング
・心の天気と健康
・体のケア以外の時間での会話について
・健康のメンタル
・ある夏の出来事
・己を信じる心
生活編
突然ですが、今あなたの部屋に恋人や友達など人が入ってきても大丈夫ですか?
「今はだめ〜」と慌てることはないですか?
自分の部屋を見渡したとき、清潔度は何点をつけますか・・・
ついつい・・・という甘えからこまめな整理整頓で維持できる部屋を手に負えないような状態にしてしまい掃除する時は一日がかりで、次からはちゃんとしようと思いつつも手を抜いてしまい、また大掃除で一日つぶしてしまうなんてことはありませんか?
この場合掃除しているだけよいのですが、別に自分だけの部屋だしいいわ〜と考えておられる方は、いくら生活を見直し考え方を変えても心の天気が快晴になることはないです。
考え方が変わっていくと掃除の大切さも気づかれると思いますけどね・・・
心を輝かせても自分の部屋が輝いていなければ本物の心の快晴にはなれないでしょうし、毎日の生活で「時間がない」が口癖の方も冷静に見つめなおされたら掃除する時間はあると思います。
「時間がない」が口癖の方は次の質問をみてどう感じますか?
* テレビは毎日どれくらいの時間みていますか?
* 毎日家に帰って何時間寝ていますか?
* 休日の前日に部屋で夜更かしをしていませんか?
* 職場と部屋の清潔感は同じですか?
* たんすの中が自分の心だとするときれいな心と思いますか?
* 大切なものも乱雑にしていますか?
毎日10分ずつでも掃除できるとは思えませんでしたか?
毎日エリアを決めて少しずつでもしていくと「時間がない」という方でも時間の有効利用ができるはずです。 これは掃除というテーマで書きましたが、この感覚で他にも生活の中で時間の有効利用ができると思います。
今一度自分の生活を見つめなおしてください。
無駄な時間が意外とあることに気づくでしょう。
時間を有効に使って心を快晴にするには
「時間がない」が口癖の方の手帳を見ると「真っ黒」という方もいれば、そうでない方もいます。そうでない方の中には口癖のわりに手帳にスケジュールを書かない方もおられるのでは?
すぐに「時間がない」と言う前に時間を作る努力はされていますか? 自分の私欲を優先にしたりして自分に甘えているだけと感じませんか?
物事を頼まれた時、やろうと思えばできるのに邪魔くさいから「時間がない」と言って逃げてはいないでしょうか?
これは、言葉の使い方が間違っているのですが身に覚えのある方も多々おられるのでは・・・
物事を頼まれるということは、「頼られている」「必要とされている」から依頼があるので喜ぶべきことだと思います。
「押し付けられている」というニュアンスの解釈をすぐにしてしまう方は心が曇っている証拠ですので気をつけましょう。
頼みごとをされても物理的に無理な場合は自分の日程を理解していただき丁重にお断りをして、やろうと思えばやれる人は喜んで引き受け全力で一つ一つこなしていきましょう。小さい事、大きな事、どんなことでも全力でする癖をつけていかれることが心の雲を取り除くことに繋がります。
スケジュールを雑に組んでいないかな?
気持ちよく元気に挨拶できていますか?
毎日挨拶が元気にできている方からみたら考えることも反省することもないのですが元気に挨拶ができない方にしてみたら難しいという表現になってしまいます。
では、なぜ挨拶が元気良くできないのでしょう?
* 恥ずかしいから・・・・
* 邪魔くさいから・・・・
* 人によっては元気にする
* 対人恐怖症だから・・・・
* 気分がよければする
「元気に挨拶」は当たり前のことと世間では思われています。
元気に挨拶をして相手に不快感を与えるなんて例は、あまり聞いたことがないのですが、元気な挨拶に対して、あなたの返し言葉で不快感を与えることはあります。
例えば自分が気づいていないだけで、少し嫌なことや失敗して心が怪しい天気に変わりだした瞬間に元気な挨拶をされても元気に挨拶をかえし、心を明るく切り返せるとよいのですが、「うるさい」や「悩みのない人はいいな」なんて心でつぶやいた方はいませんか?
相手は今、あなたの心の中が・・・というより当たり前の「元気な挨拶」をしただけであって、そのことに対して文句を言ってしまうのは心曇ったレベルの低い八つ当たりです。
相手は何も知らないし関係もないし、ただ普通に挨拶しただけなのにと感じるでしょう。この時、相手の心も曇りだしていたら口論のきっかけになりお互いの心は嵐のように大荒れとなり人間関係にヒビが入りかねません。
この場合、相手に気づかう心があれば口論にならなかったのに・・・と考える方もおられるかもしれませんがそれは単なる自己中心的考えであり、あなたが心に意識をもっていたら起こらなかったトラブルの一例です。
相手は嫌なことがあったけど周りは関係ないし心の天気を意識して元気に挨拶したのに対して、あなたはできなかった結果、口論をして心をさらに悪くしたわけです。
相手の方は心に意識する習慣があるので、またすぐに反省をして心を磨かれるでしょう。
最初は心に意識をするようになるには時間がかかるかもしれませんが、それも自分の心しだいであります。心の成長スピードには個人差がありますが「人間成長」にはゴールがありませんので諦めず上へ上へと目指し続けるのです。
「元気に挨拶」は恥ずかしいことではなくて、ごく当たり前の行動の一つと今一度認識をして、心を快晴にして毎日明るい声で挨拶をしましょう。
何かのスポーツをされている方へ・・・
スポーツにはいろいろな競技があります。今、プライベートで何かのスポーツをされている方、またはプロとして楽しまれている方で個人記録、チーム結果に煮詰まってはいませんか?
もし、煮詰まっているのでしたら、何に煮詰まるのでしょう。
好きなスポーツをしているのに・・・
大会で成績が出せない方は、なぜだと思いますか?
* 練習の量ばかりを増やして質を落としてはいませんか?
* 練習時間のインターバルに笑っていますか?
* 目標設定に対して練習メニューのバランスはどうですか?
* 練習メニューに、こだわりをもちすぎてはいませんか?
* 自分の体(相棒)に鞭を打ち続けてはいませんか?
* 体(相棒)を心から信じていますか?
* 毎日を愚痴らず楽しんでいますか?
毎日のトレーニングの内容も大切ですが、ただ黙々とこなすのではなく、腕立て一回にも自分の目標に対してどんな効果があるのか? このメニューはなぜ必要なのか? 目標の大会までの日数を考え、今自分が強化するべきことは何か? を考える。
と、ここまでは分かっている方は多いと思いますがどうでしょう。いろんなことを考えすぎて集中力が低下して怪我をされる方もおられると思います。
記録を伸ばすための練習内容で嫌いなメニューはありませんか?
好きな競技で記録を出したいのでしたら、どんなメニューも楽しくできると思います。
あえてメニューに「こだわり」がある方で現在記録は伸び続けていますか? 「今、壁に当たって、あと少しで・・・」なんて思ってはいませんか?
こだわりのメニューが片寄ったメニューにはなってはいないでしょうか?
練習記録を書いているなら半年前から見直してみましょう。
トレーニングをする上で、今は施設が整い近代化となりいろいろな器具があります。
ですが、そんな器具も使い方次第で自分の能力の伸びにかなりの差がでます。
パワーアップにウェイトトレーニングする時に、ただ呼吸法に気をつけてセットをこなすのではなくて、トレーニングを始める前に体(相棒)と心の会話をして気持ちを高めていますか?
腕を鍛えて次は肩を鍛えて汗を流した・・・みたいな単調なリズムでもパワーは上がるでしょうが、本当の体の成長効率としては低いし目標期日から考えると時間ロスになります。
同じトレーニングでも単調に行うのと、体(相棒)とコミュニケーションをとりながら二人三脚で行うのでは大きな差がでます。
メンタルトレーニング
イメージトレーニングのニュアンスと感じるかもしれませんがメンタルトレーニングはやる気、プラス思考をあげるトレーニングであり、イメージトレーニングは記録、結果を出している自分を頭に描く癖をつけるトレーニングです。
これらのトレーニングというか習慣をつけるのも大事ですが練習をする時に体(相棒)と心の会話をしつつ、例えばベンチプレスで新たな重さにチャレンジする際に「さぁまた成長しよう」などと心で声をかけ、上がれば「頑張ったな、ありがとう」という感じで声をかけるコミュニケーションを小まめに行い、精神と肉体の信頼関係を深め、目標に向かって毎日を楽しむことが大切です。
最近では体を作るためにサプリメントを多用し体力向上にはかかせないものの一つとされ毎日の食事バランスよりもシビアに食されているみたいです。
そのわりには体のケアを怠っている方がサプリメント活用割合に対して比率的に少ないように思います。私がこの仕事をしているからというわけではないのですが・・・
気合い、根性も大切とは思いますが、裏をかえせばそれは我慢となってはいませんか?
トレーニング、ストレッチ、サプリメント、定期的なケア、体(相棒)との会話、をバランスよく組み立て楽しむことが能力向上に大切であると思います。
個人競技選手の能力アップは己自身の体(相棒)にどれだけ信頼しあえていたわれるかが重要です。
では団体競技の場合はどうでしょう?
先ほど書いた個人の能力をアップさせることも大切ですが、あなたのチームもしくは相方との練習以外のコミュニケーションは楽しくできていますか?
一匹狼のようにトレーニングは一人黙々としてはいませんか?
個人の能力を考えたらメニューはバラバラでそれぞれ補強する箇所は違いがあるかもしれませんが、一人でするより多くて三人ぐらいのペアで補強ポイントを決めて行うようにすると同じ補強箇所を鍛えるのでも自分以外の目がありますからお互いのオリジナルメニューを言い合い試してみたりすると、自分の気づかなかった弱点もみつかりコミュニケーションをとりながら楽しく汗を流せばトレーニングの内容にも濃さがでますしチームのムード、呼吸も成長します。
そして一日の練習が終わったら「お疲れ」で解散をするのではなく、5分でもいいのでチームの今見据えている目標を確認しお互いの心を一つにする時間を作り気持ちを確かめ合い盛り上げ一日の練習を終えましょう。
できる限り練習中の単独メニューはないように・・・怪我をしてリハビリメニューの選手でも一人でしないように!リハビリの場合は無意識にメンタルを乱してしまう場合がありますから気をつけましょう。
結果を出すには個人アップではなくチームアップのための個人アップを考えお互いが鍛えあって「レギュラー」の価値をハイレベルにして目指し大会に出たときに結果をだせばいいのです。
大会に結果をだす為の練習が「レギュラー」を獲得するための練習にならないように・・・
心の天気と健康
私は仕事上、毎日いろいろな症状の患者様と接しています。
患者様と会話しカウンセリングしていると、体が辛くひどい症状だと気持ちも沈んで心の中も暗くなられていますが、普段から心の天気を意識していたら暗くならずに済むのにと感じる時があります。環境によってできあがった性格も良い方向に成長しておられれば問題ないのですが、心曇った環境で生活されてきた方は体の痛みをケアすることも大切なのですが、心のケアを優先しなければならない場合もあるのです。
毎日に楽しみを見つけられず、というより見つける気力がない生活をされていると、体に精神疲労が蓄積され体の先天性回復能力が低下します。
例えば、スポーツなどで体を動かしてのかるい筋肉痛の場合だと個人差はあっても睡眠により回復しますが、精神疲労の場合は睡眠では回復しませんし、人によっては寝つきが悪くなり眠れない日が続き不眠症となる場合があります。そして「眠れなかったら明日の仕事に差し支える」など考えて悪循環もいいところです。
精神疲労はなぜ溜まるのか? 原因は、仕事、家族、恋、持病、人間関係などといろいろといわれますが結局は自分自身の甘えの心に一番問題があるのです。
例えば職場において「同じ仕事をしているのにあの人はいつも元気で私はよくダウンするし体力ない」というニュアンスの言葉を言ってはいませんか?
「体力がない」と言うのではなく元気な体作りを意識して「体力をつけよう」と考え生活をするのです。
じゃ〜何をしたら? と思う方もおられるでしょうが、まず生活リズムの中で「辞めたほうがいい」と思い浮かぶもの&癖を紙に書いてみてください。
例
* 禁煙する
* 飲酒の量を減らす
* 後回しの癖をやめる
* 八つ当たりをしない
* すぐに人に頼らない
など、今の生活のなかでやめた方が良いと思うことを書き、生活のリズムを変えていくことから始めましょう。
次に、食事の栄養バランスを見つめなおしバランスの良い食事を時間かけて楽しく食べる。それと、食事の時に誰かと一緒に食べていた場合「愚痴」は言わないこと。
これらを実践していき生活リズムを正していくと、自然に今より体力が向上するきっかけとなります。トレーニングジムやストレッチをしようと考える方も、まずはリズムを改善することから始めてください。
体のケア以外の時間での会話について
毎日の生活のなかでの会話で自分の体の「不健康自慢」をされている方はいませんか? 例えばこんな会話の流れで・・・
A 「仕事お疲れ!あぁ〜今日も疲れた。」
B 「お疲れ様、本当私も疲れたわぁ!」
A 「一日パソコン入力だったし肩が凝ったわ」
B 「私も肩パンパンよ、触ってみて!すごいよ」
A 「わぁ、すごいね!けど私もすごいよ!」
B 「本当だね!ひどくなると頭痛でない?」
A 「でるでる!すでに少し痛いし・・・」
B 「私は今の所大丈夫だけど、明日あたり頭痛になるよ、きっと」
こんな流れの会話を日常されていませんか?
本来、人間の体には「先天性回復能力」が備わっているのですが今の会話の中でいいますとお互いに体が悪くなっていく内容のアファメーション(宣言)をして体が悪化することを望む(本当は望んでないが)会話となっているのです。
こんな感じの会話では「先天性回復能力」が発揮できない環境にしてしまっているので体が健康であることを望むなら、このようなニュアンスの会話をしないようにしてください。
親しき人間などとの会話で「不健康自慢」、「愚痴」などのテーマにしたらワイワイ盛り上がり心の中が「スゥ〜」とすると言われますが、この場合心の中は快晴になったのではなく曇りの中に風が吹いただけにすぎないのです。
愚痴=ストレスです。仲の良い人にストレスをぶつけていることになりますから心晴れるコミュニケーションとはいえません・・・
この言動はストレス発散には繋がらずストレスの溜まりやすい体質へとなるのです。
腹が立つことなどがあれば特定の人間と愚痴を言い合うという悪い癖をつけてしまい心を快晴にするきっかけを失うからです。
本来なら腹の立つ愚痴をテーマに話すのではなく、腹の立った事は自分が悪くないのか? それとも腹の立つようなことなのか? をテーマで「相談」&「アドバイス」を求め参考にする流れの会話をすれば、冷静になり自分に反省するかもしれないし本当の意味でストレス解消、心の天気改善になっていくのです。
体に違和感があれば我慢しないでケアをすることも大切ですが、ケアの効果をより高く維持していくためには自分自身の生活態度、人との会話も影響が重要でありますので、これに気をつけられると体質も良い方向に変わります。
健康のメンタル
毎日の生活の中でこんな経験をされたかたはいませんか?
朝起きて「なんだか熱があるみたい・・・」と思い体温計で熱を測ったら38.5度!
次の瞬間「あぁ苦しい」となり病院に行き休養をとり2、3日寝たきりとなる。
こんな経験のある人は、後日同じように「なんだか熱があるみたい・・・」と思っても大切な用事がある日なら「今日は休む訳にはいかない」と熱を測らず、気合で家を出て行動して、その日の睡眠時間をいつもより多めにとり回復、後日「あの時は38度ぐらい熱があったかも」と思い出し振り返ったりすると思います。
逆に、大切な用事がなければ体温計を手に取り、熱があれば苦しさ倍増で寝たきりコースみたいな感じではないでしょうか?
「病は気から」なんて言葉がありますが、本当に気持ちの持ちようで回復できるものも回復できないという、一つの例ではないかと感じます。
こんな経験は? と書いている私が、学生時代にあった健康に対しての例なのですが、どれくらいの方が賛同されたのでしょうか・・・笑
熱を出し、たとえ2、3日でも寝たきりとなれば苦しいものですし、常に健康であるに越したことはないのですが、甘えや油断から体調を崩すことがあるでしょう。日常の心の持ち方で、先ほどの例のように回復することもあります。
あなたの周りに「10年ぐらい風邪もひいたことないし病院も行ってない」と言われる方はいませんか? 私の周りにはおられますが・・・
体調を崩した時にいかにメンタルを保ち、というより高くできるかが大切なことであり、元気であるための体力も大切ではありますがメンタル(精神力)も大切ですから今一度心に刻み意識をしましょう。当たり前のことも、ふと心の辞書から消えることがあります。
多少の個人差はあるでしょうが、それぞれの体に備わっている先天性治癒能力は心の持ち方であなたが思っている以上に向上する可能性があります。
簡単に「もぅ駄目・・・」なんてセリフは言わない癖をつけましょう。
ある夏の出来事
これから書くことは自分自身の体験談です。
私は高校卒業の後、交代勤務の会社に就職をしました。
勤務時間は、一週間ごとに朝一勤務、昼勤務、夜勤というシフトです。
最初は、朝一勤務は起きられたら問題ない、昼勤はゆっくり眠れるし帰る時間が少し遅いだけだし問題ない、夜勤は学生時代に友達とよく朝まで遊んでいたから徹夜経験あるし問題なしといった安易な考えで社会人の道を歩き始めました。
最初の頃は、見るもの全てが新鮮で右も左も分からない感じでした。勤務も冬の朝は起きにくいぐらいでしたが職場の仲間とも仲良くでき、時間が経つにつれ仕事の勤務にも慣れ毎日を過ごし何時しか「睡眠は大切」が信条となっていました。
寝る→仕事→寝るというリズムで毎日を過ごし、たまに同じ勤務の人と週末休みに時々食事に行くくらいだけの生活が続きました。
社会人になり五年目を迎えた夏のことでした。
夏は暑いのが普通ではありますが、この時は例年より厳しい暑い夏ということもあり寝苦しい毎日でした。変則勤務による日々の疲労が解消されないままの生活が続きましたが、自分自身は「あぁ眠気が抜けない」というぐらいの感じの中、明日からお盆休みに入る前日の朝に事件は起きました。
勤務は昼からでしたので前夜も帰りは23時辺りで消灯は深夜1時ぐらいでした。
普段なら朝9時辺りまでは寝ているのですが、この日は早朝から吐き気を感じ、出そうで出ない気持ち悪い感触がありました。朝方ということもあり寝ぼけていたので気にすることなくうとうととしながら時間が経ち、朝九時前の事でした。
強烈な気持ち悪さと大量の寝汗の中起きて目を開けた瞬間、天井はぐるぐる回り起きたくても力が入らず、必死にもがき起き、側にあったゴミ箱に吐き続け、途中から経験のない臭いの液を吐き(後日胃液と教えられました)たまたま枕元にあった体温計で熱を測り、なんと34.5度となっていて、これは体がおかしいと思い自分の部屋からリビングまで吐きながら行きました。
そしてリビングに行き、目の前にいた祖母も(両親は仕事に出ていたので)あまりの孫の様子に「救急車呼ぶ?」と一言告げ、私も迷わず「うん」といいリビングに横たわりました。
そして救急車が到着し、車内でも汗が引くことはなく胃液も吐き続け、苦しさの中病院に行き、先生の診察が始まり点滴を着けられ最初は吐き気が止まらなかったが少しずつ落ち着き、少しずつ意識が薄れ眠り始めました。
その時、私の頭の中には今までの人生を考えていました。
「体力には自信があったのにこんなことになるなんて・・・
楽しい事や辛いこといろいろあったよな・・・
僕は手相の生命線がかなり長いのになぁ〜あんまり手相も当てにならへんな
こんな形で死ぬのかな・・・親は悲しむよな・・・友達も悲しむよな・・・
そういえば最近仕事ばかりで友達と遊んでへんなぁ〜
今どうしているのやろな?
遊びたいなぁ・・・友達ともっといっぱい!
死んだらもう遊べへんやん!それは嫌や!
生きてもっともっと遊ぶんや!
生きてたらもっと楽しいことがいっぱいあるはずや! 死んでたまるか!」
そんな思いの中、ぼんやり目が開いた時には昼すぎでした。
ベッドの周りには両親と看護婦さんの姿が見えました。
私の顔を見て看護婦さんが「良かったね、ひどい脱水症状だったけど若いから助かったのよ」と言われました。ですが、内心では本当に若さで助かったのかな? と思いました。(後日談になりますがこの夏には同じ症状で亡くなられたお年寄りの方が確かに多くおられたという事実がありました)
薄れる記憶の中、目覚めたきっかけ的なことが両親でなく友達がきっかけというのは、親にしてみたらどう思うのかはわからないですが・・・
もしあの時自分が諦めていたら・・・夢の中、今日までの人生に納得していても目を覚まし同じ結果だったのか今となってはわかりません。
一週間程過ぎて体調が回復してからは親が「極端すぎる」というくらい遊びまくる生活がしばらく続きました。(笑)
今回の体調を崩したことから、これからのことを考え、しばらくしてから日勤の仕事に転職することを決め生活リズムを変えました。
これからの人生をもっと楽しみたいと心から思うようになり、それからは「健康」にたいしての考え方が少しずつ変わり、若いから平気!という考えはなくなりました。弱気になったわけではないのですが・・・今思えばこの頃あたりから健康に関係する仕事に携わりたいという意識が芽生えだしていたように思います。
それから数年後、縁あって今は白衣を身にまとい「健康」をさらに追求する仕事をさせていただいております。
今という時間は取り戻すことはできません。寿命は人それぞれ長さが違います。
私は今、カイロプラクターとしていろいろな患者様と出会い、毎日の会話から様々なことを学ばしていただいております。生きていたら様々な人とのふれあい、めぐり合いがあり経験のない新たな楽しい時間を過ごすことができます。
生きていたら辛いこともあるでしょうが、マイナスを見るのではなく心を強く持ち明るいところに目を向け、「自分に今できることは? その先には楽しい時間があるはず!」と思い、楽しく時間を過ごす心を持ち人生を歩く癖をつけましょう。
そして、辛い苦しみを乗り越え時間が経った時には思い出の一つとなり成長の経験の一つにすぎないというようになります。
辛く泣きたい時もあれば、お腹が痛いくらい笑う時もあるでしょう、生きていたらそれぞれいろんな経験をします。
全てを受け止め、心の1ページに刻んで成長のエネルギーにし、自分自身の心を強く輝かせ、人生のいろんなこと全てを楽しむ明るい心を目指しましょう。周りを今一度見渡せば素晴らしい人生を過ごすきっかけがあることに気づきます。
己を信じる心
生きていると試練というような出来事に何度か遭遇すると思います。今現在、そんな試練の最中にこの文を読んでいる方もおられるかもしれません。
今試練の中、生活されている方に訊きます。
自信を持って行動していますか?
目標に対してのプレッシャーに苦しく感じたり、周りの言葉や期待に集中力を損なってはいませんか?
自信を持てていない方はなぜ持てないのでしょう・・・
明確な目標がないからでしょうか?
自分の意思ではなく環境による流れでの試練と考えているから?
だらだらとした生活で努力していないから?
何が最善策かを考え要領ばかりを意識していては実にはならないし、時間のロスが増える一方です。
試練といういい方は大げさと思ったりもしますが、あえて試練という言葉を使ってみます。今の試練は自分に必要であるのならば「なぜ必要か」「手に入れた先に何を見ているか」「今何をするべきか」が明確になれば集中力も増し、楽しく時間が過ごせるのではないでしょうか・・・
「努力が実を結ぶ」という言葉がありますが、今のあなたはこの言葉が使える自信がありますか? 目標に向かって頑張っているような気がする・・・というようなレベルではだめです。
それと、ただがむしゃらにやるのも良いとは思いません。
今自分が目標としていることの先にはなにがあるのか、その先にあるものに向かうための今は通過点であると考え気持ちをリラックスさせ効率よく意識を高め「自分はできる」という心を保ち「通過点」であることに気づき行動をしましょう。
そうすれば本来のあなたらしさが前にでて力が備わっていくでしょう。自分に自信をもち、試練を耐えるのではなく楽しむ気持ちで行動をしましょう。
逃げるのは簡単です。しかし自分を信じて試練を乗り越えた時、あなたには素晴らしい財産が手に入ります。ですが手に入れるかはあなたの心しだいです。
自分を信じほんの少し勇気をもち人生の試練をクリアしましょう。
滋賀県大津市月の輪1丁目6-1 月輪自動車教習所別館1F
【店休日】 毎週火曜 TEL:077-543-6211